梨の種類 時期 信州和梨 南水
秋の訪れとともに夜も深まり始めたとはいえ、日中においては、未だに暑さの余韻が尾を引いているもの。
ここ数年の間で、ほぼ当たり前になりつつある(?)猛暑への逆戻りらしきものを実感しやすい、ご時世のこともあって、一時的に戻ってしまいそうな暑さを和らげたい気持ちと、秋の涼しさをより実感したい気持ちも加わってか、つい手にいたくなったのは、【信州和梨 南水(なんすい)】という長野県産の梨。
発送期間は10月上旬から11月上旬にかけての収穫次第で、多くて14玉から16玉入りで重さ約5kg、少なくて6玉から9玉入りで重さ約3kg。
生み出されたのは、長野県の小さな山間の町・小布施町の「入江フルーツ農場」から。
入江氏は、江戸時代より続く農家の9代目で、美味しい水と空気に加え、果樹の1本1本を力強く健全にする"土づくり"へのこだわりの強い梨の専門家。
特に、梨好きの方たちが好んで選ぶ"玄人好みの梨"として知られる「新水」に注目して、日持ちも悪く大きさも小ぶりで全国的に広まらなかったことを察するなり、「新水」の良いところを活かした新しい品種を作り始めたという。
手始めとして1974(昭和49)年に種がまかれ、研究すること16年後、「南水」が完成...。
あれは2年程前の10月に、長野県の伊那谷に住む友人を訪ねた時だったなあ。
梨を出されて食したところ、これまでの梨とは歯触りが違っていて、果肉から少しずつ絞り出されるかのような甘味が、とっても味わい深かった。
友人に聞くところでは、日本で一番食されている「幸水」の糖度である平均12度から13度を上回る、糖度16度以上だったとのこと。
優れた糖度と柔らかい果肉でみずみずしく日持ちの良い『信州和梨 南水(なんすい)』。
永遠に生産が続いて、美味しさが広まることを祈って...。
2014-09-08 |
共通テーマ:日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0