才能が9割 北端康良
この「才能が9割」という題名自体に惹かれて、数週間前に書店で購入することに。
それは、すでに7月25日金曜日に発売された『才能が9割 3つの質問であなたは目覚める』(北端康良
/ 経済界)。
明確な主張は以下の通り。
「成功者の共通点は一つであること。」
才能に気づき、磨いて、仕事に活かす。
才能とは「感情×行動×能力」ゆえに、能力を磨いても成功しない。
人間は感情を満たすために行動し、その結果として能力が生まれる。
確かに奥が深いもの。
米国コロンビア大学ビジネススクールLeadership Essentials修了後の1996(平成8)年に、内閣府主催「東南アジア青年の船」に日本代表メンバーの一員として参加してのASEAN諸国の歴訪を経ての帰国後、心理学を学び才能開発コンサルタントになっただけあって、うなずけるものが...。
自分の興味・関心やエネルギーの源を知るためのヒントを見つけるためとして、
例えるならば、「やりたい」「なりたい」などの欲求に根差した以下の7つのポイントは、適職や現在の方向性が正しいかどうかを判断する材料として活用でき、重宝するとのこと。
自分の才能を手に入れた7タイプの人たちとは、
1.自分が欲しいものを追求した人
2.やりたいことを追求した人
3.なりたい自分を追求した人
4.助けたい人がいた人
5.経験を追求した人
6.与えられた環境で努力した人
7.もともと上手にできた人
さらに、才能が目覚める「3つの質問」としての自問自答は、
1.20歳までにあったもの、なかったものは何ですか?
2.今、興味のあること、または問題だと感じることは何ですか?
3.気になる人はどんな人ですか?
一番興味深かったのは、どのくらいの時間とお金を才能磨きに投資したらいいのかという答えは12.5%、すなわち1万時間の法則から出た数字で、1日3時間かけて才能を磨く時間を使えばいいということ。
まさに、ココ・シャネル、スティーブ・ジョブズなどの成功者の事例に触れながら才能開発の手法を紹介しているだけあって、自分の才能に気づくための要点をまとめている自己啓発書。
しかも、それだけに留まらず、行動を起こそうという強い気持ちを芽生えさせてくれたのが、嬉しかった。
2014-09-12 |
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