イディナ・メンゼル 山下達郎 クリスマス・イブ
山下達郎にとっては、光栄この上ないといった喜びいっぱいななのかもしれない。
あと1ヶ月弱でクリスマスを迎えることとなって、毎年恒例の「Christmas Eve」が流れる喜びに加えて、この年2014(平成26)年の場合は、イディナ・メンゼルの歌う英語によるカヴァー・ヴァージョンも聴けることになるものだから。
そう、あの3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画『アナと雪の女王』で、2013年度アカデミー長編アニメ映画賞を受賞することとなった、雪の女王エルサ役としての声の出演に加えて、Billboard Hot 100のトップ10入りや第86回アカデミー賞歌曲賞を受賞するなどの成功を得たシングルカット楽曲「Let It Go」を臨場感たっぷりに歌い上げて脚光を浴びることとなった、イディナ・メンゼルの歌声が...。
その「Christmas Eve」英語ヴァージョンの収録されているアルバムとは、11月12日水曜日発売の初のクリスマス&ウィンターアルバム『SNOW WISHES(スノー・ウィッシズ~雪に願いを)』...。
プロデュースを務めるのは、バーブラ・ストライザンド、セリーヌ・ディオン、マライア・キャリーなどの仕事で知られる大御所グラミー賞受賞プロデューサーのウォルター・アファナシェフ。
収録されたのは、「All I Want For Christmas Is You(二人だけのクリスマス)」や「Have Yourself A Merry Little Christmas」などのクリスマスの定番曲はじめ、イディナ・メンゼルのお気に入り曲である、ジョニ・ミッチェルのクリスマスをテーマにした楽曲「River」、さらにマイケル・ブーブレとのデュエット「Baby It's Cold Outside」なども....。
ただ、かの「Let It Go」未収録に少々落胆してしまうのは、やはり贅沢なわがまま???
それでも、山下達郎の「Christmas Eve」を英語でカヴァーし、日本盤だけのスペシャル・トラックとして収録されているのは、何よりも嬉しいや。
試聴したところ、カヴァーでもヴォーカルのキーの高さに加えて、ミュージカル独特の臨場感たっぷりの歌い上げには、まさに変わることなき素晴らしさで...。
イディナ・メンゼルのこれまでを振り返ってみれば...。
1971(昭和46)年5月30日に、ニューヨーク州ロングアイランドにて、ユダヤ系の両親の間の生まれ。
初めて注目されたのは、1996(平成8)年の『レント』のモーリーン役でのブロードウェイ・デビュー。
トニー賞の候補になるなど高い評価を受けて一躍有名となって、共演したテイ・ディグスと結婚したのは2003(平成15)年。
その後も順調にキャリアを積み、2003(平成15)年の『ウィキッド』で『オズの魔法使い』の西の悪い魔女・エルファバの前日譚を、全身緑色のメイクによる怪演で、トニー賞ミュージカル主演女優賞を受賞。
また、ミュージカルのキャストレコーディングCD以外にも、歌手として2枚アルバムを出すまでに。
肝心の私生活では、2009(平成21)年9月に男児を出産。
しかし、互いに俳優として仕事をすることでの気持ちのすれ違いの生じたからか、2013(平成25)年、10年あまりの結婚生活を終えて離婚。
そして、巻き返しの意気込みあってのことか、2013(平成25)年11月27日水曜日からのアメリカ、翌年2014(平成26)年3月14日金曜日から日本で、それぞれ公開されることとなった映画『アナと雪の女王』へ...。
本人としては、まさに最高のひとときのまま、年の瀬を迎えることとなるんだろうなあ。
イディナ・メンゼルはもちろん、多くの人たちが「Merry Christmas!!!」「Happy Christmas!!!」と大いに祝い合えることを祈って、当日は乾杯しようかな。
2014-10-28 |
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