福井 節句餅 端午 林餅店
「節句」といえば、思い出す...。
日本の宮廷において節会と呼ばれる宴会の開催から始まって以来、年間にわたり様々な節句が存在するようになって...。
やがて江戸時代...。
幕府が公的な行事・祝日として定めたのが、人日の節句、上巳の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句、といった五節句。
本来、「御節供」と呼ばれた節句料理は、五節句の祝儀料理すべて。
のちの時の流れに伴い、最も重要とされる"人日の節句"の正月料理、すなわち今日でいう「おせち」として、正月三が日もしくは七日にかけての松の内の期間において食べるものを指すことに。
その正月を終えれば...。
男子であれ女子であれ、新たな気持ちで事に当たりたくなるもので...。
ただ、失礼ながら、いわゆる"草食系男子"という言葉が横行するようになって久しいご時世のこと、
男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う古来からの風習である、5月5日の「端午の節句」に注目してみたくなった。
「端午の節句」と言えば、鯉幟や鎧兜をつい連想してしまうもの。
しかし、男子の源となる力を蓄えなければ意味はない(?)という想いから、つい『端午の節句餅』が気になってしまった。
特に、福井県産「かぐらもち」を使用しての和菓子と餅菓子を販売する「福餅・林餅店」...。
(相変わらず気が早すぎるか...)2015(平成27)年4月15日水曜日から5月5日火曜日までを販売期間として...。
『端午の節句餅 柏餅・10個セット』には、漉し餡の入った白色と、ヨモギの色付けと粒餡の入った緑色とともに、カシワの葉の香りと上新粉のもちもち感が真骨頂...。
『端午の節句餅 ちまき・5本セット(2袋)』には、笹に包まれたヨモギ入りちまき5本を1束にした香りが忘れられず...。
節句用の熨斗はじめ、とても丁寧で解りやすい食べ方の手書きの説明書といった心遣いが嬉しいのに加えて、まさに格別な美味しさで...。
いずれにせよ、これからの男子の健やかな成長と強さ、祈りたいなあ。
余談ながら、折しも2015(平成27)年1月4日日曜日より放送開始のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』、特に1月11日日曜日放送の第2回では、家族の間での刺々しい雰囲気を癒すものとしての決め手(?)となる「節句餅」が...。
あの激動の荒波を縦横無尽に駆け巡る志士たちの多かった時代からの紆余曲折の果てが、"草食系男子"の蔓延???
それを覆すかのような『端午の節句餅』の美味しさ、永遠のものであってっほしいなあ。
2014-12-02 |
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