ビリギャル 本 ああちゃん さやか
偶然立ち寄った書店というものは、良きものに触れさせてくれるから、ありがたいもの。
前年暮れに購入することになった、あの2013(平成25)年12月26日木曜日発売の『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(坪田信貴/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)に見られるような、爆発的な頑張り、子どもからも引き出せるようになるとは、まさに驚きで、ついつい魅入ってしまった。
これが本来の"加点主義"の発想と行動なのか???
あれから時は流れて2015(平成27)年...。
いつものように何気に書店に立ち寄ったところ、第2弾または後日談とでもいうのかなあ、2月26日木曜日発売の『ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話』(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)は、主人公であるビリギャル・さやかと母・ああちゃんが共同執筆した、もうひとつのビリギャルと言える感動ノンフィクション小説が...。
「親族になけなしの金を生涯むしられた自分の母に、幸せな家庭を見せたい」
それが、ああちゃんの原動力。
ただ、悲しいかな、「窮鼠猫を咬む」とでもいうのか、窮状からどうにか脱したいがために、なりふり構わない勢いそのものは理解できても、幸せになりたい願いがかなって、ああちゃんが始めた夫婦生活とは...。
願いが強すぎると、長きにわたる人生の歩みにおける視野を狭めてしまうものなんだろうか...。
生涯の伴侶として支えてくれる人さえいれば、あとは幸せ、といった結婚前の憧れは、幻想に過ぎない???
結婚後ともなれば、相手の良いところを目にするのと同じように、悪いところも否応なく目にしてしまうもの...。
それを静かに受け止める余裕のなかったということなのか、夫婦生活は夫のスパルタ教育の弊害なのか、すぐに冷え切ってしまって...。
思春期になれば、さやかは金髪に染めたビリギャルに、弟は自暴自棄に、妹は不登校に....。
そして、怒声が飛び交う家に...。
ああちゃんは、再び絶望感に苛まれてしまうも、気を取り直して改心。「窮鼠猫を咬む」が好作用したのかなあ、全く新しい子育てを始めることに。
幼少期の家族写真から、ギャル時代のさやかのプリクラなど、変化の移り変わりには、いろいろ考えさえられてしまうもの。
やがて、さやかは偏差値30から慶應大学に現役合格、弟は自暴自棄から立ち直り、不登校だった妹は後に上智大学に合格へ...。
前作同様、感動的な気づきを満載した内容だった。
話しは変わって、2015(平成27)年に入っても、女優・有村架純の出演作品は目白押し...。
その一つである、5月1日金曜日公開予定の映画『ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』で演じることになる、金髪ギャル姿、ますます楽しみに...。
2015-03-13 |
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