ホタルイカ 富山 旬
ホタルイカ漁の海上観光の季節である、4月上旬から5月上旬の1ヶ月間が、否応なしに恋しくなってしまうもの。
小学生高学年当時、父親の仕事の関係で、一時的に住んでいた頃の幻想的な体験が、忘れられないせいなのかもしれないや。
特に、4月から5月にかけての富山湾沿岸では、産卵のために訪れる大量のホタルイカが波によって浜に打ち寄せられる現象、いわゆる「ホタルイカの身投げ」が、夜明け前の暗がりの中で輝く、あの幻想的な光景が...。
すなわち、ホタルイカが水揚げされる富山県の富山市から魚津市にかけての富山湾沿岸は、ホタルイカの群遊海面として有名。
それゆえに、ホタルイカは春の風物詩として定着へ...。
以上の経緯から、富山湾の常願寺川河口左岸から魚津港までの約15km、満潮時の沖合1,260mまでの海域は1922(大正11)年に国の天然記念物に指定。
1952(昭和27)年3月29日には「ホタルイカ群遊海面」の名称として、特別天然記念物に格上げ。
なお、指定を「ホタルイカ」とした場合、食用にはできないために、「群遊海面」としたとのこと。
2015(平成27)年3月14日土曜日には、北陸新幹線が開業。
訪れる人たちは多いだろうなあ。
あの時と同じように、実際に観に行けたら嬉しいけど、もう長いこと仕事上の都合から、購入しての取り寄せが多いなあ。
【生ホタルイカ<40尾・約150g×2パック>】
【生ホタルイカ<20尾・約150g>】
相変わらず、どちらにしようか迷ってしまうけど、最高級ゆえに季節限定販売だから、即決が肝心であることに変わらず。
以前の場合ならば、いかに旬の季節でも、なかなかお刺身をおいているお店の少ないのに悶々としてしまって、あえて注文してみたところ、本当に美味しいかった。
もちろんお刺身でじっくりと味わって、ワタの味が最高。
クチバシも目もキレイに取って下ごしらの上で...。
採れたて、とまではいかないにせよ、冷凍かつ自宅で、これだけの味を堪能できれば、まさに得。
ただ、大きかったから、おつまみと言うよりも、おかずの一品かなあ。
それでも、ありがたいことには変わらない。
鉄、リン、カルシウムなどが多く含まれているのはもちろん、カロチンやビタミンCは免疫力を高める効果と、肌を美しくする効果が...。
丸ごと食べれば、ビタミンAが豊富に摂れるために、目の疲れの回復にも役立つにが、嬉しいや。
2015-03-16 |
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