徳永えり かわいい 演技派
として、より広く浸透する時期は、いつになるんだろうなあ。
そのような印象の強く尾を引く今日この頃のこと...。
2015(平成27)年となって、2本のドラマに出演。
4月8日水曜日より放送のフジテレビ「水曜10時」枠ドラマ『心がポキッとね』では、離婚とリストラでホームレスに身を落とすまで心を病んだ主人公・小島春太(阿部サダヲ)をかいがいしく世話する家具店「Lio Bonito!」店員・糸山扶美を演じて...。
ほぼ並行しての4月14日火曜日より放送のNHKドラマ10『美女と男子』では、主人公の芸能界で活躍する美人マネージャー・沢渡一子(仲間由紀恵)の実の妹で、同居する家族を大切にする堅実な銀行員・日邑梨花を演じて...。
かたや明るく、かたや真剣に、人に尽くす姿の違い、本当に面白くて面白くて...。
ただ、失礼ながら、この時点においては、出演の頻度の多いとまでは言い切れない。
それでも、魅せるところはしっかりと魅せてくれる女優であることには、変わらず。
これからのためにも、改めて振り返ってみたくなった。
生年月日は1988(昭和63)年5月9日で、出身地は大阪府吹田市出身。
はじまりは中学2年生当時、芸能活動をしている知り合いの母の薦めにより、何気なく特別な動機もなしに応募したことから...。
幸運にも、2002(平成14)年後期の第7回ピチモデルオーデションで準グランプリを獲得して以来、同誌での読者モデルとして"徳永えりな"を名乗って活躍。
おもにメイク・ヘアアレンジの顔アップ写真のモデルを担当。
並行して、吉瀬美智子、紺野まひる、広末涼子、戸田恵梨香、有村架純の所属するフラーム(FLaMme)のオーディションに自分で応募して合格。 2004(平成16)年11月24日水曜日より放送のフジテレビ系ドラマ水曜深夜枠のディビジョン1・ステージ8『放課後。』で、"女優・徳永えり"としてデビューすることに。
ほどなく、女優活動に比重を置くために、2005年5月号をもって同誌専属モデルを卒業。 2005年12月号に「卒業あいさつ」が掲載。
本格的に注目されるきっかけとなったのは、2006(平成18)年9月23日土曜日より公開の映画『フラガール』で好演することになった、フラガール・谷川紀美子(蒼井優)の親友・木村早苗から...。
それから4年近くが流れて、2010(平成22)年5月22日土曜日より映画『春との旅』が公開されて...。
北海道増毛郡増毛町に暮らす元漁師の老人・中井忠男(仲代達矢)の孫娘であるヒロイン・春を演じて、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞と日本映画批評家大賞新人女優賞を受賞。
後日述懐したところ、春を演じるにあたって、最初に“すべて監督の指示通りにしよう”と決めて臨んだとのこと。
自分を消して、すべて受け入れて、私の色を出さないようにする役づくりの仕方は初めてで、演技に対してここまで神経質になったのも初めてだったとか...。
かの名優・仲代達矢からのお墨付きを得ることとなった抜群の演技力か...。
それは、全国区で注目され始めることとなった、あの2012(平成24)年4月2日月曜日より放送されたNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』で、医師を目指すヒロイン・下村梅子(堀北真希)と城南女子医学専門学校で出逢って以来、親友となる澤田弥生のしっかり者ぶりに、見事に投影されるまでに...。
余談ながら、NHK朝ドラ出演と言えば、先の『梅ちゃん先生』のほかには、あの2013(平成25)年4月1日月曜日放送開始以来社会現象となり、この時点のNHK BSプレミアムでの朝7時15分から再放送中の『あまちゃん』にも...。
同年8月12日月曜日放送の第20週・第115回での1964(昭和39)年の回想シーンのみの出演ながらも、ヒロイン・天野アキ(能年玲奈)の祖母・夏(宮本信子)の19歳当時の姿、"旧き良き昭和"を体現...。
歌唱シーン、素晴らしかった。
これからの映画や連続ドラマなどで、より多く魅せてくれる期待はもちろんのこと...。
いつの日か、NHK朝ドラのヒロインとして、さらに大きく華開くことを祈って...。
2015-04-01 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0