三匹のおっさん 1 2 あらすじ 感想 本 DV
あの2009(平成21)年3月16日月曜日発売の有川浩の小説『三匹のおっさん』(文藝春秋)から始まって...。
前年2014(平成26)年1月17日金曜日より、テレビ東京金曜8時のドラマとして、3月14日金曜日まで放送された前作である『三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~』で、心躍って...。
続く、2012(平成24)年3月29日木曜日発売の『三匹のおっさん ふたたび』(文藝春秋)を原作とする、2015(平成27)年4月24日金曜日より、同局・同枠で6月12日金曜日まで放送された『三匹のおっさん2~正義の味方、ふたたび!!~』で、ますます高まってしまって...。
いずれも、全8話放送ながらも、泣いたり笑ったりの繰り返しで、心に染み入る内容。 全世代向けなんだよなあ。
特に、第2シリーズが6月12日金曜日に放送終了して、いいようのない倦怠感(?)に襲われてしまったけど、それを杞憂にしてくれるかのような嬉しい知らせが...。
そう、9月2日水曜日に、第2シリーズのDVD-BOXが発売。
購入できたら、すぐに観てみようかなあ。
すでに発売の原作本と第1シリーズのDVD-BOXとともに、改めて振り返るつもりで...。
定年退職後に、地域の夜回りのために結成された私設自警団「三匹のおっさん。」とは...。
腕に覚えありの剣道の達人・"キヨ"こと清田清一(北大路欣也)は、剣道師範にふさわしく、長身で姿勢が良く、孫の祐希(大野拓朗)には疎ましがられながらも、いざという時には頼りになる存在に。
武闘派の柔道の達人・"シゲ"こと立花重雄(泉谷しげる)は、少々口が悪く、相手が女だろうが男だろうがお構いなしに怒鳴りつけ、手を出すこともある反面、孫娘の奈々(湯浅みゆう)にはメロメロで...。
機械いじりの無敵の頭脳派・"ノリ"こと有村則夫(志賀廣太郎)は、かねてからのキヨとシゲとの"三匹の悪ガキ"仲間以来の良き参謀。 高齢出産だったのが原因で妻を早くに亡くし、高校生の娘・早苗(三根梓)との2人暮らしとあって、いざ早苗のことになると性格が苛烈で容赦ないものに豹変する恐ろしさ。
第2シリーズでは、原作にないオリジナルストーリーの多さはもちろん、祐希と早苗の初々しい高校生コンビの手伝いも加わっての毎度の問題の解決ぶり、何度観ても爽快だった。
ただ、失礼ながら、殺陣のシーンへの展開がいくらか無理やりな印象だったかなあ。
それでも、充分の面白さであることに、変わりはなかった。
ストーカー騒動と両親の不仲の狭間の子どもの葛藤。 アニマルボランティアとペットシッターとペット泥棒。
ご当地アイドルにまつわる詐欺騒動。 無作法な若者によるゴミ不法投棄騒動と若者と年輩の世代間ギャップ。
市民オーケストラによるチャリティーコンサートの問題。
少子化による商店街の御祭り存続をめぐる問題。
同窓会での再会の人間模様と区長選をめぐる問題。
もちろん、見逃せなかったけど...。
一番好きだったのは、同局でのアニメ版の放送も後押しすることになった『妖怪ウォッチ』ブームを取り入れた、お化け騒動...。
旧き良き伝統を守る悉皆「竹田屋」の主人・竹田正純(竜雷太)と健気な孫娘・里織(谷花音)とのやりとり。 そして、最後の妖怪ウォッチ好きな小学生・鈴木隼人(鈴木福)が里織を励ます姿、微笑ましかった。
いずれも、"三匹のおっさん"によるそれぞれの特技を活かした大立ち回りや、漫画やLINEのふきだしのようなテロップ描写によるモノノーグも、ますます拍車がかかっていて...。
そして、毎回のごとく、次は何をもって魅せてくれるのか、という楽しみを予感させるかのような終わり方が、本当に嬉しいや。
もしかしたら、第3弾もあり?
でなければ、単発スペシャルドラマによる放送もある?
2015-06-25 |
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