柴田杏花 くちびるに歌を 表参道高校合唱部!
2015(平成27)年7月17日金曜日よりTBS金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』が、放送開始となって...。
7月31日金曜日放送の第3話までの平均視聴率は6.4%であるものの、あの歌声といい、あのピアノの調べといい、人間の心の温かみに触れたことでの、久々に良質のドラマに出逢えたという感動でいっぱいに...。
この不思議な感動は、前年2014(平成26)年1月17日金曜日から全10話にわたって放送されて平均視聴率 6.5%となった、TBS金曜ドラマ『夜のせんせい』以来、1年3か月ぶりかなあ。
かの『表参道高校合唱部!』では、登場人物の人となりが少しずつ見えてきて...。
表参道高校に転校して合唱部に入部したヒロイン・香川真琴( 芳根京子)。
一軍メンバーでタレントとしても活動し真琴たち合唱部を"圏外"として敵視する谷優里亞(吉本実憂)。
この対になる登場人物が、一番気になってしまいがち、と思いきや、もう一人気になる登場人物が...。
かの生徒は、当初こそ合唱部から距離を置いていたものの、合唱部による話し合いと合唱とシンクロするかのように、一人だけ可憐にピアノをつま弾いていた二軍メンバー・桐星成実(柴田杏花)。
そう、あの第3話終盤、規定の人数を満たさないことを理由に、廃部を宣告される中での飛び入りの合唱部入部で、皆で喜び合う感動の展開が...。
この時点での成実としては、多くを語っていない。
それでも、ピアノ伴奏と同じくらい合唱も大好きで、真琴と喜びを深く分かち合う予感が...。
柴田杏花か...。
あの2月28日土曜日より公開された映画『くちびるに歌を』の感動が...。
あの時演じたのは、長崎県の離島・中五島中学校の合唱部部長・辻エリ。
銀縁眼鏡をかける真面目な優等生ぶりが際立っていて、事情あっての数年ぶりの故郷凱旋(?)早々より顧問となったピアニスト・柏木ユリ(新垣結衣)の美貌を目当てにした、男子の合唱部入部に強硬に反対する役どころだった。
特に、ぶっきらぼうな口調で教え方もあまり熱心ではないユリへの反発も加わっての葛藤に翻弄されながらも、その年7月の諫早市で開催のNHK全国学校音楽コンクール長崎県大会出場にあたっての課題曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の合唱に向けての気持ちの高まり...。
さらに、普段とても叫びそうにないユリからの「逃げるな!」との一喝から始まるクライマックス...。
最高だった。
なお、映画のキャンペーン中には女子部員7人(辻エリ=柴田杏花・仲村ナズナ=恒松祐里・長谷川コトミ=山口まゆ・三田村リク=室井響・横峰カオル=朝倉ふゆな・福永ヨウコ=植田日向・神木マイ=高橋奈々)がアイドルユニット・Lips!を自主的に結成。
あの「壁ドン ~拝啓、勇気を出せない君へ~ (アカペラver.)」の披露が、忘れられないもので...。
いずれにせよ、9月2日水曜日発売のDVD/Blu-rayの本編とともに、特典映像が楽しみだ。
この度の『表参道高校合唱部!』、いち部員としてのピアノ伴奏...。
どのようなハーモニーを奏でることになるのかが、楽しみに...。
失礼ながら、結果として高視聴率は望めなかったとしても、放送終了後も静かなる感動の浸透で、いつまでも忘れられない作品に...。
2015-07-31 |
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