萩原みのり メガネ女子 光 陰 表参道高校合唱部!
毎年当たり前になってしまった猛暑に悩まされるのみならず、忙しい仕事に忙殺される日々にあっても...。
この年7月17日金曜日より放送開始のTBS金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』だけは、唯一と言ってもいいくらいの一瞬のうちに気分爽快にさせてくれる清涼飲料水そのもの...。
これからが期待される若手俳優を中心としたキャスティング...。
毎回恒例の合唱によって心を一つにするまでの紆余曲折と青春群像劇を経ての心温まる展開...。
毎回の放送が終了する度に、心地良い余韻が尾を引きっぱなし...。
ところが、視聴率は...。
この時点において、第1話6.6%、第2話6.9%、第3話5.6%、第4話5.6%、第5話4.8%。
平均視聴率5.94%。
逆に録画率が高いということなのかなあ、まさに素晴らしき作品として末永く心に残る予感が...。
もちろん、登場人物も、いろいろと魅せてくれる。
家庭事情あって父と離れて母に連れられての転校ながらも、純真無垢かつ前向きに廃部寸前の合唱部を制裁させてゆくヒロイン・香川真琴(芳根京子)。
真琴と似たような家庭事情ながらも、イジメから逃れるための転校あって、我を張って生き抜くために、小悪魔になってでも周囲を翻弄する準ヒロイン・谷優里亞(吉本実憂)。
音楽を心から愛しピアノが得意、合唱にはピアノが必要という理由で合唱部に入部し、知られざる素顔の垣間見える展開の楽しみな桐星成実(柴田杏花)。
当初は優里亞の取り巻きゆえの策謀あっての合唱部入部だったものの、合唱の魅力や真琴の真っ直ぐな性格に惹かれたのみならず、自身でネットアイドル・"ネコ娘"になりきって歌ったJUDY AND MARYの代表曲「Over Drive」の合唱に惹き寄せられるかのように、正式に入部することになった引田里奈(森川葵)。
そして、さらに気になって注目したくなったのは、普段は根暗な反面、合唱部員の前ではお喋りな性格に変貌、クールながらも真琴にはよく冷静なツッコミを入れているメガネ女子・佐々木美子(萩原みのり)。
特に、8月21日金曜日放送の第6話。
改心した優里亞の入部で勢いづく合唱部全員が、コンクール予選を目指しての夏休み中の合宿準備のため、表参道へ買い物に...。
女子特有の和気あいあいとした買い物の最中、普段から化粧っ気のない美子が、まじまじと見つめる優里亞の手で華麗に変身へ...。
これは見逃せないや。
そして、中学生よりほのかな想いを寄せる学年一の秀才である合唱部部長・相葉廉太郎(泉澤祐希)との関わり、すなわち恋の行方、ますます気になるところ...。
"陰"に"光"が差し込むことになって、根暗から根明に変貌する第一歩を垣間見ることになるのかなあ。
根暗な役どころと言えば、あの女優デビュー作である、2013(平成25)年4月22日月曜日より放送のTBSドラマNEO枠『放課後グルーヴ』での、掛谷中学校2年2組女子生徒・本田千夏の姿が...。
新しい必修科目としてのダンスが好きだったものの、ダンスレッスンの帰り道、居眠り運転のダンプカーに撥ねられ、車椅子生活を余儀なくされ不登校になってしまう役どころだった。
それでも、掛谷高校中退の元ヤンキーで初めて担任を務めることになった、赴任3年目の体育教師・桐生真琴(高梨臨)との触れ合いが、心の救済に...。
余談ながら、前年2012(平成24)年公開のイランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督作品で日本を舞台にした映画『ライク・サムワン・イン・ラブ』の主演と第65回カンヌ国際映画祭での注目のみならず、後年の2014(平成26)年4月より放送のNHK朝ドラ『花子とアン』でのヒロイン・村岡花子(吉高由里子)の友人・醍醐亜矢子のお嬢様ぶりで全国区となった、 高梨臨の違った顔に魅せられるのも、観応えの一つかなあ。
萩原みのりのこれまでを振り返ってみれば...。
1997(平成9)年3月6日生まれの愛知県名古屋市出身。
本人曰く、プロの新体操選手になるのが夢だったとのこと。
幼少時代からトレーニングを奮闘したり、中学時代も新体操の強豪校へ進学するも、体調不良により夢を諦めていた時に、地元・名古屋にてスカウトされたという。
その芸能事務所は、二階堂ふみ、倉科カナ、蓮佛美沙子、橋本愛、土屋太鳳、武田梨奈、黒島結菜らの所属する、ソニー・ミュージックアーティスツ。
スカウト当初こそ、芸能界は別次元の世界だと思っていたものの、演技レッスンの過程を経て女優の道で生きていくことを決意することに。
2012(平成24)年、ベネッセコーポレーション「進研ゼミ・歌う新高1生」篇でCMデビュー。
翌年2013(平成25)年、かの『放課後グルーヴ』のオーディション合格による女優デビュー間もなく、映画『ルームメイト』で映画初出演を果たすことに。
目標とする女優は、橋本愛。
いずれにせよ、この度のドラマにおける"陰"から"光"への変化、ほぼ初めてと言っていいのかもしれない。
これからが、ますます気になってしまう。
女性としても、女優としても...。
2015-08-10 |
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