美味しい柿の種類 吉野 富有柿
また9月がめぐり、夜が涼しくなるとともに、鈴虫の鳴き始めるようになって...。
前年は、【紀州和歌山 たねなし柿】をじっくりと...。
やはり、中学校における国語の授業で、正岡子規の俳句を知ってからかなあ。
以来、本はもちろん映画やスペシャルドラマで、さらなる理解を深めるようになって...。
和歌山県ではないものの、隣の奈良県ともなれば、あの有名な俳句が...。
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
事実、奈良県は古来から『古事記』や『日本書紀』に記されているように、柿の栽培が盛ん。
中でも、奈良県五條市西吉野町の『大谷果樹園』の柿が絶品とのこと。
従兄弟曰く、標高250mから300mの傾斜地で日当たりが良く風通しの良い果樹園で、昼夜の寒暖差の大きさゆえに、柿栽培に適した土地。
しかも、平地に比べて涼しくて少雨で病害虫の発生が少ないし、農薬を最小限に抑えての栽培ができるし、完熟してからの収穫も出荷もできる。
日中に太陽の光をいっぱい浴びて、夜の涼しさでじっくり熟成できたは、甘柿の品種の1つである「富有柿(ふゆうがき)」は、味は甘くてまろやかで濃厚、食感はシャキシャキ、まさに晩秋の味覚にふさわしいという。
はじまりは1857(安政4)年、岐阜県瑞穂市居倉の小倉初衛が栽培を始めた御所系統の柿の木から。
当初は「居倉御所」と呼ばれていたが、接木による栽培に成功していた同じ村落の福島才治により、1898(明治31)年、「礼記」中「富有四海之内」の1文から2字を取り「富有」と名付けられ、品評会を通じて世に問われたという。
やがて1929(昭和4)年、原木は天神神社脇に移され一時枯れたが、翌年根元から芽が吹き現在でも葉を茂らせるようになったとか...。
その富有柿にもいろいろあるというんだよなあ。
まず、【奈良西吉野産採りたて直送富有柿(36個入り・約10kg)】が...。
【特秀品 2L】は、無傷で色付きも良い厳選品で、ギフト・贈答用に最適。
【家庭用 2L】は、目立たない程度の傷・色むら。
いずれも、捕れたての美味しさは変わらないという。
ほかにも、
【奈良西吉野産採りたて直送富有柿(30個入り・約9kg) 特秀品 3L】、
【奈良西吉野産採りたて直送富有柿(33個入り・約10kg) 家庭用 3L】、
【奈良西吉野産採りたて直送富有柿(24個入り・約6.5kg) 特秀品 2L】、
【奈良西吉野産採りたて直送富有柿(24個入り・約6.5kg) 家庭用 2L】、
【奈良西吉野産採りたて直送富有柿(10個入り・約3.3kg) 特秀品 4L】、
【奈良西吉野産採りたて直送富有柿(12個入り・約3.3kg) 特秀品 2L】。
やはり、なじみの人たちにどれをどれだけ贈ろうかと、さすがに考えさせられてしまうもの。
それでも、生産者が真心を込めて1個ずつ選別しての箱詰めとあって、すぐに食べられるものと、少し置いても大丈夫なものが、バランス良く入っているというから、ありがたいや。
柿の旬の時期は、11月上旬から12月上旬まで...。
一番美味しい時期の柿は、11月下旬か...。
11月上旬からの収穫で、注文順による発送...。
それまでに、考えなきゃ。
前年の【紀州和歌山 たねなし柿】と同様、遠い将来にわたっても、例年通りの美味しさであってほしい、いや、それ以上であってほしい、と口にするのは贅沢すぎるわがままかなあ。
2015-08-30 |
共通テーマ:日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0