陸王 原作 池井戸潤 ドラマ化 挑戦 躍動
といった期待の高まりへ...。
あの2015(平成27)年10月18日日曜日から12月20日日曜日まで全10話放送のTBS日曜劇場『下町ロケット』の感動の高まりから、約1年10ヶ月余...。
10月15日日曜日より、あの福澤克雄演出・八津弘幸脚本で、TBS日曜劇場『陸王』が放送開始...。
原作は、『小説すばる』(集英社)2013年7月号から2015年4月号までの連載。 2016(平成28)年7月8日金曜日より発売の集英社からの単行本。
舞台は、埼玉県行田市にて、創業100余年の老舗足袋製造会社「こはぜ屋」。
ただ、従業員20名の零細企業ゆえ、内情は四苦八苦と創意工夫の日々。
主人公は、四代目社長・宮沢紘一。
折しも、近年の業績低迷と資金繰りへの苦悩深まる中、長年の足袋製造の技術力活用による窮地打開すべく、「裸足感覚」導入のランニングシューズ開発を発案。
早々より社内プロジェクトチーム起ち上げるも、資金難、人材不足、大手スポーツメーカーからの迫害、予期せぬ困難、などの様々な試練の直面...。
それでも試行錯誤の継続とともに、ランニングシュース開発へと邁進...。
その過程における、紘一はじめ周囲を取り巻くあらゆる人間模様、重厚感たっぷりの描写へ...。
いかなる仕事であれ、苦境、もがき、苦しみ、多いもの...。
それでも、さまざまな人たちからの恩恵とありがたみゆえ、時に大きなリスクを伴う挑戦、仕事に抱いた夢の実現可能へ....。
この胸熱な展開、かの池井戸潤原作でも、TBS日曜劇場でも、良い意味で変わらないでほしい...。
そう強く願いたくなるのは、自分一人だけ???
肝心の配役は...。
主人公・紘一は、仲代達矢主宰の無名塾にて、無名の新人ながら急進的に頭角を現わして以来の紆余曲折を経ての重鎮・役所広司。
息子・大地は、2015(平成27)年3月30日月曜日より放送のNHK朝ドラ『まれ』で、ヒロイン・希(土屋太鳳)の幼なじみで同級生そして夫となる紺谷圭太を好演したイケメン俳優・山﨑賢人。
末娘・茜は、2011(平成23)年の第7回『東宝「シンデレラ」オーディション』での審査員特別賞受賞、2014(平成26)年9月13日土曜日より公開の周防正行監督・脚本の歌とダンスを交えたミュージカル映画『舞妓はレディ』の主演・上白石萌音。
そして、物語の鍵を握る実業団ランナー・茂木裕人は、先の4月3日月曜日より放送のNHK朝ドラ『ひよっこ』で、ヒロイン・みね子(有村架純)の初恋相手、佐賀県鳥栖市出身の代々製薬業を営む大企業社長の長男で慶応ボーイ・島谷純一郎を好演したイケメン俳優・竹内涼真。
さらに、「こばせ屋」支援に奔走の埼玉中央銀行行田支店・企業融資担当の坂本太郎は、あのジャニーズ事務所所属ながらも、独自性を見い出すべく、性格俳優・総合俳優への道を歩む風間俊介。
ますます気になってしまう。
どのような相乗効果をもたらすことになるのか...。
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