バイプレイヤーズ 至宝 永遠 祈願 D B
大切にしたいもの...。
いかに地方局であれ、"個性派の名脇役"すなわち"バイプレイヤーズ"を主人公にした連続ドラマは、まさに斬新かつ先進的と言ってもいい?
さかのぼること、2月21日水曜日午前3時53分、かの名優・大杉漣が急性心不全で66年の生涯を終えて...。
そして、4月14日土曜日のお別れの会「さらば! ゴンタクレ」...。
6人の名脇役たち(遠藤憲一・大杉漣・田口トモロヲ・寺島進・松重豊・光石研)すなわち"バイプレイヤーズ"にとって、生涯忘れられないもの...。
前年2017(平成29)年1月13日金曜日深夜)から3月31日金曜日深夜まで全12話放送のテレビ東京系列ドラマ24『バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』では...。
中国動画配信サイト“友中”の『七人の侍』リメイク版制作発表と、6人への出演打診から...。
同社アシスタントプロデューサーを名乗るジャスミン曰く、中国映画界巨匠・張芸謀監督、役所広司出演、それぞれ予定の反面、ほかの仕事事情ゆえ、本作品には後日合流とのこと。
そして、「クランクインするまで、絆を深めるためにシェアハウスで3か月間共同生活を送ること」の出演条件提示...。
6人は当初こそ困惑。 しかし、待遇もギャラも破格な大型プロジェクトゆえ、出演を決断。
大杉所有の千葉県・館山の別荘での共同生活開始。 不慣れな家事の分担や各々の仕事の話を楽しむ和やかな雰囲気の反面、10年前の映画『バイプレイヤーズ』共演当時の撮影中の意見の衝突ゆえに制作中止に追いやってしまった負い目ゆえ、時折、遠慮や躊躇の見え隠れ。
そこへ、役所本人への『七人の侍』打診の話は全然伝達せずとの発覚。即刻ジャスミンを詰問するも、所属事務所との話のついていること、俳優に次回作の話伝達せずはしばしば、と煙に巻かれて...。
結局、釈然としないままの共同生活続行へ...。
6月21日水曜日より発売のDVD/Blu-rayでの鑑賞しばらく...。
この年2018(平成30)年2月7日水曜日から3月7日水曜日まで全5話放送のテレビ東京系列ドラマ『バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』では...。
テレビ東京が“朝の連続ドラマ(朝ドラ)『しまっこさん』制作に伴い、主演・本田望結を取り巻く主要キャストとして、遠藤・大杉・田口・松重・光石の共演決定。
大杉所有のクルーザーで、5人は八丈島南東のロケ地・雄父ヶ島へ到着したものの、ほかの共演者もスタッフも不在。
訝しみながら島の散策も、人住む気配なし、廃村の様相。
さらに運悪く、島生息の猿の悪戯で、繋留ロープが外され、クルーザーは沖流出。帰還できずスタッフやほかの共演者とも連絡取れず、孤立無援の地でのサバイバル生活へ...。
遭難20日目、ドラマ出演者の一人・岡田将生に偶然発見。 実は無人島でなく、本来のロケ現場の島だったが、茉莉(北香那)からの間違い地図手渡しゆえ、人不在の地域に到着とのこと。
ようやく朝ドラの撮影現場に合流。 しかし、すでに撮影は代役での進行、配役の変更のため、バイプレイヤーズ5人は主要キャストから除外、役名なしの端役決定。さらに、宿泊施設も代役使用ゆえに空きもない。
やむなく5人は島到着後の生活の拠点の廃屋「島ハウス」寝泊まりへ...。
とにかく、7月18日水曜日より発売の「2期」DVD/Blu-ray待ちきれないや。
先の「1期」同様、ドラマとオフショットそれぞれ交錯の心地良き展開、「バイプレトーク完全版&未公開トーク集」の満喫...。
そして、あの2月21日水曜日前後のひとときも...。
決して忘れない。
名優・大杉漣の戒名「優月院漣奏球孝信士(ゆうげついんれんそうきゅうこうしんじ)」とともに...。
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