父の日 ギフト 人気 甚平セット
毎年6月第3日曜日となれば、「父の日」か...。
ことの始まりは、アメリカ・ワシントン州スポケーン在住の女性ソノラ・スマート・ドッドの幼い頃、1861年から1865年にかけて勃発した南北戦争から。
父ウィリアムが召集されて、残された子ども6人を母親が育てることになったものの、ウィリアムの復員後間もなく、母親は過労が元で死亡。
以来、ウィリアムによる男手1つで育て上げられて、子どもたちの成人後、ウィリアムも死亡。
そして1909年、彼女は男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして、父の誕生月である6月に礼拝。
最初の父の日の祝典は、その翌年の1910年6月19日にスポケーンにて。
当時すでに毎年5月第2日曜日恒例の「母の日」が始まっていたため、ソノラは父の日もあるべきだと考え、「母の日のように父に感謝する日を」と、牧師協会へ嘆願。
1916年、アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンは、スポケーンを訪れて父の日の演説を行い、これにより父の日が認知されることに。
やがて1966年、アメリカ合衆国第36代大統領リンドン・ジョンソンは、父の日を称賛する大統領告示を発し、6月第3日曜日を父の日に定めて、1972年になってアメリカでは正式に国の記念日に制定。
「母の日」の花がカーネーションなのに対し、「父の日」の花はバラ。 ソノラが父の日に父親の墓前に白いバラを供えたからとのこと。
(前置きが長くなってしまいましたけど...)
「父の日」ともなれば、かのソノラに習って、父にバラの花を当たり前のよう贈り続けたものだけど...。
やはり日本人に相応しい贈りものとして、バラの花以外になりがあるのだろうかと、ついつい考えてしまう。
そういった想いの中、ふと目にすることになった、着物ショップ・大喜賑(おおきに)の【綿麻甚平 元祖!サンキューパパ 父の日 甚平 思い出セット】が...。
あの薄手の生地ゆえに風通しの気持ち良い綿麻甚平はじめ、粋で雅な履物と小物による3点セットから、選択可能...。
甚平と言えば、あの幼少の頃の神社の夏祭りと夕涼みが...。
父と御揃いの甚平を身にまとっては、いろいろ歩いたり、茶屋に腰かけてラムネを飲んだりと、本当に心地良いひとときだった。
しかし、翌日に洗濯機で洗ったのが迂闊だったか...。
ゴワゴワの状態のみならず、糸くずが多目に出てしまって、長くは保つことなく、終わってしまった。
その恐れから、長いこと甚平を身にまとうことはなく、これからもないだろうと思っていたけど、かの新たな甚平を、突然目にすることになって...。
「父の日」の贈りものとしてはもちろん、風流な夏を過ごしてみたくなって、思い切って購入。
丁寧な検品の積み重ねのありがたさはもちろんのこと、手入れ方法を記載した紙と、使い切りパックの柔軟剤まで備えられていたのは、何よりのこと。
かの甚平には、しっかりと固定してくれる付け紐や、ズボンの部分のゴムと紐による二重の調節、スマホ扇子などの小物も入る上着ポケットまであって...。
3点セットも、ありがたい。
甚平のサイズは、MとLとLLから自由に選択。
小物の選択に関しては、いろいろと。 信玄袋からは定番信玄袋かマチ付信玄袋か。 扇子からはモダン扇子か粋柄扇子かぼかし扇子か。 手拭いからは手ぬぐい風バンダナか日本風手拭いか。 ステテコからはLかLLか。
履物である雪駄と下駄の選択に関しては、表畳風雪駄か、本井草雪駄か、モダン雪駄か、焼下駄か、黒下駄か、二枚歯下駄か、網代風下駄か。
なお、ちょい足しアイテムとして、入浴剤100円か、孫の手set300円か、歩数計300円か、いずれかを選択しての購入もあるものの、3点セットによるお手ごろの値段、ありがたいや。
いずれにせよ、綿麻素材による薄手の生地は、本当に心地良い。
それを長く保たせるためにも、優しい手洗いと陰干し、今度はしっかりとすませようっと。
心地良さを長く保たせるためにも...。
そして、「父の日」に備えてのギフトカード、旧き良きものの好みだから、毛筆による和風の書体が一番かもしれないや。
2015-05-19 |
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