ナポレオンの村 モデル 石川県羽咋市 食
はじまりは、明治期の創業から...。
石川県能登地方の玄関口となる羽咋市下曽祢町ノの部の『高澤醸造』は、発酵ひとすじ、原点は糀に...。
発酵の不思議、微生物の神秘ゆえなのか、たとえ同じ種糀を使ってもその蔵ごとに糀はさまざま。 それが蔵つき酵母の力、蔵の個性。
髙澤の糀には真っ白な花が...。 発酵力が強く、味噌に使うと甘みが出る糀が...。
能登をはじめ北陸の米を甑(こしき)で蒸し、糀蓋と呼ぶうすい箱にていねいに盛り、種糀を付けて、30℃前後に保った室(むろ)で二昼夜、何度も様子を見ながら育てるとのことで...。
こうしてできた糀は、"力の強い髙澤の糀"として広く親しまれることに...。
100年以上蔵に生き続ける「家付酵母」で熟成させた高澤の糀としての発酵力の強さと、上品な甘みが特徴である、糀の原料となる米は、ローマ教皇に献上された羽咋産「神子原米」や能登産「コシヒカリ」。
お恥ずかしながら、さすがにどれを選ぼうか、ついつい迷ってしまうもの。
【高澤醸造塩糀(塩麹) 200gXまとめてお得12個】か、
【高澤醸造塩糀(塩麹) 200gXまとめてお得6個】か、
【高澤醸造塩糀(塩麹) 200gX2個】か、
それでも、美味しい食卓の楽しみが...。
美味しいサラダやシーフード向けにオリーブオイルと酢を混ぜた「ドレッシング」。
野菜と混ぜての半日ほどの冷蔵庫での漬け込みによる「漬け物」。
肉や魚を塩麹でまぶしビニール袋に入れて一日冷蔵庫で漬け込む「魚や肉のこうじ漬け」。
いずれも、里山里海の恵みから生まれた世界に誇れる万能調味料あってのこと...。
以上のいきさつあって、2011(平成23)年に「世界農業遺産」として認定へ...。
2015(平成27)年となって、まず同市出身者の梅花女子大学食文化学部教授で商学博士の山上徹氏の執筆した、この年2月4日水曜日発売の『食ビジネスのおもてなし学』(学文社)が...。
豊作の祭と神へのおもてなしをはじめ、ビジネス、観光、地方創生にまつわるおもてなし、心に浸透するもので...。
7月19日日曜日、同市をモデルとする、東京都西部の限界集落の「星河市神楽村」が舞台のTBS日曜劇場『ナポレオンの村』の放送開始...。
毎回の感動の連続を経て、9月20日日曜日に最終話・第7話が終了。
しかしながら、悲しいかな最終話の視聴率は6.9%。 それゆえに、平均視聴率は全7話を通して9.08%という低さ。
ドラマゆえに、半ば冷めた気持ちだったのかなあ。
それでも、失礼ながら限界集落にまつわる諸問題に直面しつつある多くの地方にすれば、深く心に刻まれる作品になったのかもしれない。
翌年2016(平成28)年2月3日水曜日発売のDVD/Blu-ray、改めて注目されること、祈りたいなあ。
羽咋市は「どぶろく特区」...。
ここに限らず、地域の特性にふさわしい、ありとあらゆる「特区」による、地域活性化を祈り続けたいもの...。
スーパー公務員・高野誠鮮氏の格言である「できない言い訳より、できる理由を見つけ出す」。
ドラマでの破天荒なスーパー公務員・浅井栄治(唐沢寿明)の格言である、 「この村の辞書に不可能という文字はない!」。
これらが、地に足を就ける人たちの、たくましく生き抜いていける活力を強めること、祈りたいなあ。
2015-10-30 |
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