湯たんぽ オススメ おしゃれ FASHY
やはり、旧き良きものは、長く愛されるものなんだなあ。
はじまりは唐の時代の中国から。
「湯婆」(tangpo)として存在していたという。
「婆」とは「妻」の意味であり、妻の代わりに抱いて暖を取ることを意味しているとのことで、なかなかの意味深な言い伝え。
日本ではすでに室町時代より使用。
ただ、そのままでは意味が通じないゆえ、「湯」が付け加えられ「湯湯婆」となったとされているから、言葉の移り変わりは面白いもの。
素材としては、古くは陶器製、大正期以降より金属製のものが登場。
戦時中は軍へ供出する金属が貴重となったため、陶器製のものが使用されたとか。
なお、陶器製の湯たんぽは保温性が良く遠赤効果があるとされているという。
特に寒い冬、湯たんぽをあらかじめ布団の中に入れておけば、ふとんの中を陽だまりのように暖かくしてくれるのは、本当に嬉しい気持ちにさせてくれる。
やがて時は流れて、昔ながらのものにありがちな陶器・金属が多かったものの、現代においては樹脂製(ポリエチレン、プラスチック、天然ゴム、PVC)や容器電気で温める「電気湯たんぽ」なども普及されるまでに...。
昔ながらの湯たんぽが、最近注目される理由は環境にも身体にやさしいから。
1990年代初頭から地球環境問題が顕著になり始めたことに加えて、2007(平成19)年からは原油価格の高騰によって省エネルギー性が注目。 商品数・売上も増加することになって...。
しかも、電磁波の心配もなく、省エネで環境負荷の低さ、自然な温もりが、身体に負担をかけない。
時代の流れとともに、湯たんぽはおしゃれになるものなんだろうなあ。
そんな思いの中で、ふと知ってしまった。
「温かさを通して健康を提供する」
「水の中と水周り」
この2本柱を主軸に、現在も製造を続けているのは、1948(昭和23)年創業のドイツ・ファシー(FASHY)社...。
ドイツの湯たんぽの半分は同社の製品といわれるほど、湯たんぽ業界のリーダーとしてその品質とデザインには定評があるとのこと。
『湯たんぽ ファシー FASHY フリース 2個セット』か...。
市販のゴム製湯たんぽの場合、60℃までが許容範囲。
しかし、FASHYの素材はPVCながらも100℃まで保持可能で、スクリューキャップは抗菌加工の施しゆえに清潔。
それでも、安全上の注意事項を厳守することが前提。
火のそばに置かない。
耐熱温度は100℃まででも、危険ゆえに沸騰した湯は絶対に注がない。 すなわち、70℃以上の湯は使用しない。
湯を満杯にして使用しない。
低温やけどのおそれゆえ、長時間にわたり身体に密着して使用しない。
電子レンジ・冷凍庫の中には絶対に入れない。
どの湯たんぽにも言えることとなれば、子どもに使う際には、低温やけどを避けるため、風呂の湯を汲んで使用のみで、充分に布団を暖めることができることなかあ。
カバーは日本製で、フリース素材。
肌ざわりがふかふかで気持ちよい鮮やかなカラーで、オシャレに。
色の種類は全15色。
ラベンダー、レッド、オレンジ、ピンク、ライトピング、ドットライトピンク、パープル、ドットライトパープル、ライトブルー、ネイビー、ライムグリーン、ドットライトグリーン、グレー、ベージュ、ブラウン。
そのカバーは外して、しかも手洗いでも洗濯できるので、いつでも清潔に使えるし...。
おしゃれなデザインと身体にやさしいその温もりは、使った人にしかわからない贅沢。
2点まとめて購入すれば、さらなるお買い得価格として、友人や家族への贈りものにもなるから、ありがたい。
いずれにせよ、暖房のみならず、停電や節電などの備えに必要な防災用品の一つ。
特に、夏の場合は、氷を入れての水枕としても使用できるのが嬉しいところだ。
2014-10-22 |
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